「風の家」は、1986年(昭和61年)に作家遠藤周作氏の親友であるカトリック 司祭の井上洋治神父(1927〜2014年)
によって創立された活動です。
風の家は創立以来「日本の文化風土を尊重しながら、キリストの福音を開花させること」を求めて歩んできました。
その特徴の一つに“自然と共に自然から学ぶ”という姿勢があります。私は大学生の時に井上神父から洗礼(カトリック信者になる儀式)を受けて以来、こうした姿勢に大きな影響を受けてきました。また2013年から2年間、ハンディーを抱えた人々の農業共同体である「信州共働学舎」で研修をし、自然との関わりと、いわゆる社会的弱者との関わりを見つめ直すことが、効率・生産性や競争を過度に重視する現代社会をより善き方向に導く要になるのではないかと考えたのです。
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そこで今回、教会の役務に加えて、自然豊かで信州共働学舎のある小谷村に「信州風の家」を開設し自然の中で自らを見つめ、真の癒やしに向かう出会いと体験そして 祈りの場を探求したいと思っています。
(左:信州風の家からの北アルプス眺望)
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