「信州 風の家」  
 
  〜自然と共に、自然から学ぶ、交流と祈りの場〜



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            【運営者プロフィール】
伊藤幸史(いとうこうし) カトリック司祭(神父)。1966年愛知県生まれ。1990年カトリック神学院入学。1996年に東京教区司祭となる。 2006年研修休暇を活用し「アジア学院」(アジア農村指導者養成専門学校)へ入学、卒業。 以後、食・農と心の癒しの関わりに関心を持つ。2007年からカトリック神学院養成者。 2013年新潟へ出向。NPO「共働学舎」において、様々な障がいを持つ人々からなる農業共同体での研修を行う。 現在は糸魚川市と柏崎市にある二つの教会を担当している。

 

  開設の思い             

「風の家」は、1986年(昭和61年)に作家遠藤周作氏の親友であるカトリック
司祭の井上洋治神父(1927〜2014年) によって創立された活動です。

風の家は創立以来「日本の文化風土を尊重しながら、キリストの福音を開花させること」を求めて歩んできました。 その特徴の一つに“自然と共に自然から学ぶ”という姿勢があります。私は大学生の時に井上神父から洗礼(カトリック信者になる儀式)を受けて以来、こうした姿勢に大きな影響を受けてきました。また2013年から2年間、ハンディーを抱えた人々の農業共同体である「信州共働学舎」で研修をし、自然との関わりと、いわゆる社会的弱者との関わりを見つめ直すことが、効率・生産性や競争を過度に重視する現代社会をより善き方向に導く要になるのではないかと考えたのです。

そこで今回、教会の役務に加えて、自然豊かで信州共働学舎のある小谷村に「信州風の家」を開設し自然の中で自らを見つめ、真の癒やしに向かう出会いと体験そして
祈りの場
を探求したいと思っています。
(左:信州風の家からの北アルプス眺望)

※画面をクリックすると拡大されます。
 

  なぜ信州なのか?

長野県(信州)小谷村は私が教会を担当している新潟県糸魚川市と隣接していて自然豊かな場所です。そして何よりそこには、様々なハンディーを抱えた人々が共に働き生活する農業共同体、 NPO法人「信州共働学舎」(立屋&真木)があるからです。

共働学舎は1974年(昭和49年)にかつて東京の自由学園で教師だった宮嶋眞一郎氏(1922〜2015年) によって創立されました。そのモットーは「競争社会よりも協力社会を」です。 この共働学舎と協力して、新たな祈りと交流の場が生まれないかと考え始めたことが「信州」に「風の家」を設立した理由です。

従って「信州風の家」ではそれ独自の活動を行うと同時に「共働学舎」と協力して、 現代社会で疲弊してしまった人々への様々なプログラムを、これから模索して行きたいと思います。
       (左:「共働学舎」遠景)

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